12月23日2009年 |
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以前豪州企業所有の生体動物運搬船が沈没、2.8万頭の牛と羊が死亡 |
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以前オーストラリア企業が所有していた生体動物輸出運搬船が12月17日にレバノン沖で沈没した。 搭載されていた1万8,000頭の牛と1万頭の羊が溺死し、乗組員83人のうち半数以上が行方不明となっている。
この生体動物運搬船”MV Danny F II”は、南米のウルグアイからシリアに向かっていた。 ”MV Danny F II”は以前オーストラリアのエルダーズ社が所有していて、数年前までオーストラリアの羊を中東まで輸送していた。
動物保護団体Animals AustraliaのGlenys Oogjes理事はこのニュースを恐ろしい事とし、「生体動物の輸出は、多くの大惨事の歴史を持つ。 今回の”MV
Danny F II”の事故で動物と乗組員が犠牲になった。 乗組員を救助する際には、死んで浮いている動物の死体が邪魔になった。 今回の大惨事はオーストラリアのラッド政権に、このような大型の生体動物運搬船の運航が、容認できないほどのリスクを毎回背負っていることに警鐘を鳴らすものである。 もし何かが起こった時、例えば火災、空調設備の故障、嵐などの悪天候など、何千頭もの動物の命が犠牲になる。 このような惨事は時折発生し、生体動物の輸出で決まって動物の生命が失われることはおぞましいことである。 2008年にオーストラリアから出港した生体動物運搬船では、今回の”MV
Danny F II”で死亡した約4倍の羊が死んでいる。 与えられるペレット状のエサの問題、サルモレラ菌感染、けが、暑さによるストレスなどで毎年4万頭の羊が運搬船のなかで死んでいる。 ”MV
Danny F II”の沈没は悲劇であるが、非倫理的な生体動物輸出は、動物を巻き込んだ日々の大惨事である」と話した。 (Source:
Animal Australia, 19/12/09 "Disaster on the high seas - live animal
export ship sinks") |
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12月23日2009年 |
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豪州で初めて、大量の生体ヤギを東南アジアに空輸 |
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宗教的な催しのためのヤギ肉の需要に対応するために、オーストラリアで初めて生体ヤギがシンガポールへ空輸された。
ジャンボジェット5機分(7,000頭)のクイーンズランド産雄ヤギとメリノ種の雄羊が、シドニーとメルボルンから飛び立ち、12月20日には別のヤギと羊がシドニーとメルボルンから出発する。 ブリスベンに拠点を置く生体動物輸出業者のLembiru社は、東南アジアへの家畜の空輸を専門としている。 同社はアジアへのビクトリア州産乳牛の空輸を多く手がけてきたが、野生の生体ヤギの取り扱いは初めてである。
同社のオーナーであるアダム・アームストロング氏は、「小型動物の空輸費用は、大型動物の海上輸送費とほぼ同じである。 小動物のクレートは積み重ねることが出来るので、1平方メートル当りのコストが軽減される。 体重40キロの野生のヤギは、温度が18度の飛行機の貨物室のなかでも問題なく輸送に耐え、落ち着かせるために、出発前に待機場で待機させる。 アジアの顧客は宗教上の理由により、去勢していない雄の動物を好む。 ヤギの生体での空輸は今後も続くと思う。 マレーシアなどの国々は年間4万頭から5万頭のヤギを屠殺しているので可能性は大いにある」と話した。 (Source:
ABC, 18/`12/09 "Live goats by air for first time")
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12月23日2009年 |
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新しい港湾荷役業者にハチソン社を決定 − シドニー・ボタニー港 |
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ニューサウスウェールズ州政府は、10億ドルをかけて拡張しているボタニー港の第3コンテナー貨物ターミナルの荷役業者にハチソン・ポート・ホールディングス(Hutchison Port Holdings)が選ばれたことを発表し、これで9,000人の新しい雇用が創出できるとしている。
ボタニー港の拡張工事は2008年7月に始まり、それ以来、新しい貨物ターミナルの荷役業者の入札による選択作業を行なってきた。
クリスティーナ・ケネリー州首相が、12月18日にハチソン・ポート・ホールディングスの指名を発表し、声明で、「10億ドルの拡張工事によって、ボタニー港が世界で最も重要なコンテナー港のひとつとなる。 第3コンテナー貨物ターミナルは、将来の雇用の創出の下支えとなり、またニューサウスウェールズ州やオーストラリア全体の輸出や輸入の増加に貢献することになる」と話した。
この新しい貨物ターミナルによって、9,000人の雇用が創出され、ニューサウスウェールズ州の経済にとっても、今後20年間で160億ドルの経済効果が期待される。 ハチソン・ポート・ホールディングスは世界最大の港湾荷役業者のひとつで、世界25ヶ国の49港において合計300バースを運営している。 今回新しい港湾荷役業者にハチソン・ポート・ホールディングスが決まったことで、ボタニー港でアシアノ社やドバイのDPワールド社と競合することになる。 第3コンテナー貨物ターミナルは2012年までには工事が完成し、その後運営が始まる。 (Source:
SMH/AAP, 18/12/09 "Hutchison to operate new Botany termina")
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12月23日2009年 |
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ブリスベン/ポートモレスビー間に貨物便の運航申請 − PAE航空 |
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ブリスベンに拠点を置く貨物航空会社パシフィック・エア・エクスプレス(PAE
: Pacific Air Express)は、ブリスベンからパプア・ニューギニアのポートモレスビーへの週1便の運航の申請を、国際航空委員会(IASC:International
Air Services Commission)に提出した。
使用する機材は貨物機のB737-300F、ペイロードは17.5トン。 同社は5年間の運航許可を求めている。 ブリスベン/ポートモレスビー間の貨物スペースに関しては、ニューギニア航空の旅客機のベリー・スペースと、HeavyLift
Cargo Airlines社が、週1回B727-100を運航しているだけである。 (Source: Australian
Aviation Express, 14/12/09 "PAE applies for PNG capacity") |
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12月16日2009年 |
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輸入貨物のリリース時間が早くなる − 豪税関 |
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オーストラリア税関・国境警備サービスの最新の貨物のリリース時間調査(TRS)で、輸入貨物のリリースにかかる時間が大幅に改善されたことが分かった。
この調査(TRS 2008)では、海上貨物が到着してからリリースするまでに平均14.5時間かかり、2007年の16時間から早くなった。 航空貨物は到着してから4時間45分で、2007年から2時間短縮されたことになる。
税関のマイケル・カーモディー税関長は、「2008年にリリース時間が短縮されたことを嬉しく思う。 これは業界の迅速な貨物レポートや申告の努力の賜物である。 今回の結果を見ると、税関と貨物業界とのパートナーシップが、オーストラリアの輸入サプライ・チェーンのさらなる効率化に寄与することを物語っている」と話した。 (Source:
Australian Customs and Border Protection Service, 10/12/09 "Customs
and Border Protection's second Time Release Study") |
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12月16日2009年 |
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クイーンズランド鉄道の石炭・貨物部門を来年上場 − QLD州政府 |
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クイーンズランド州政府は、総額160億豪ドルの民営化政策の見直しの一環で、70億ドルの石炭・貨物鉄道事業を来年オーストラリア証券取引所(ASX)に上場させることにしている。
クイーンズランド鉄道(QR)は同政府による資産売却計画の中で選ばれ、石炭・貨物ネットワークを新規株式公開によって分離することを決定した。 クイーンズランド州政府はQRの旅客輸送業務については引き続き所有する。
QRの石炭・貨物鉄道事業は”QRナショナル”と名前を変更し、2010年第4四半期に上場を目指す。 クイーンズランド州政府は”QRナショナル”の25-40%の株式を保有し続け、残りは市場で売却する。 クイーンズランド州の住民や企業が”QRナショナル”の株式購入に優先権を持ち、各投資家による株式保有の最高限度は15%とされる。
今回のクイーンズランド州政府による大規模な州資産の売却による民営化計画は、クイーンズランド州住民の80%反対しており、アナ・ブライ州首相は大衆の反発を買っている。 同州政府はすでにフォレスト・プランテーションズ・クイーンズランドを売りに出しており、99年間のリースの付いたブリスベン港も2010年中旬に、99年間のリースの付いたアボット・ポイント石炭ターミナルも2010年末に、50年間のフランチャイズ契約のクイーンズランド・モーターウェイズも2011年中旬に売却される。 (Source:
SMH, 09/12/09 "Queensland will float QR coal")
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12月16日2009年 |
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巨大氷山の接近を航行する船舶に警告 − 豪気象庁 |
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オーストラリアの気象庁は、オーストラリア南西部沿岸の920海里沖を漂流している広さ130平方キロの巨大氷山を引き続き監視している。
同庁はこの付近を航行する船舶に対し危険海域や、この氷山が暖かい海域に入る際に、何百もの小さな氷山に分裂する可能性を警告している。 この巨大氷山は、2000年に南極大陸の主要な棚氷であるロス棚氷(Ross
Ice Shelf)と ロンネ棚氷(Ronne Ice Shelf)から分離したひとつである。 (Source:
LLDCN, 14/12/09 "Ships warned of 130 sq km iceberg off WA"www.lloydslistdcn.com.au)
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12月16日2009年 |
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SDV社がブリスベンのフランス系貨物業者を買収 |
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フランス最大の運輸・ロジスティック企業Bollore Logistics社が所有し、ブリスベンに拠点を置くEuropacific
Forwarding 社が、SDV Australia社に買収された。
SDV Australia社は、メルボルン、シドニー、パースに営業拠点があり、120人の従業員を持つ。 Europacific
Forwarding 社を統合することでブリスベンでの存在感を高め、ニュージーランドや南太平洋諸国マーケットへの足がかりになることを期待している。 (Source:
LLDCN, 09/12/09 "SDV acquires Europacific Forwarding"www.lloydslistdcn.com.au)
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12月16日2009年 |
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オーストラリア・ポストの値上げ申請を却下 − 豪消費者委 |
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市場自由競争を監視する機関は、オーストラリア・ポストの値上げ申請に対して反対を表明した。 オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)は、「オーストラリア・ポストが申請した定型封書の切手代を55セントから60セントに値上げする案は、今回の説明では認められない」としている。
ACCCのグラエム・サミュエル会長は、「我々としては、オーストラリア・ポストが提出した需要やサービスコストの予測には納得できない。 需要とコストの関係は重要な問題である。 オーストラリア・ポストのコストの一部は確かに固定的な要素もあるが、全体的に見れば需要が低下するとコストも減少することが期待できる。 オーストラリア・ポストがACCCに提出した値上げ申請には、このコストの減少が反映されていない。 よって、ACCCとしては、オーストラリア・ポストによる値上げ申請は現時点では許可できない」と話した。
オーストラリア・ポストとしては、最終的にACCCと連邦政府の通信大臣の許可を取得する前に、改正した値上げ申請を提出することが出来る。 (Source:
ABC, 08/12/09 "ACCC stamps out Australia Post price hike")
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12月09日2009年 |
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マージャン牌にヘロインを隠し密輸を図った男を逮捕−豪税関・警察 |
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シドニー郊外Ashcroft在住の男(30才)が、マージャン牌にヘロインを隠しオーストラリアに密輸入しようとした容疑で、パラマタ地方裁判所に今日出廷する。
11月20日ベトナムからシドニー空港に到着したこの男を税関職員が職務質問のために呼び止めた。 税関職員は、この男の手荷物を検査し、マージャン牌とドミノ牌が入った中型の黒いケース4個を発見した。 あまりにもこのマージャン牌の質が悪いため、税関職員がさらに詳しく調べることになった。 マージャン牌にドリルで穴を開け、内容物を調べたところ、ヘロインと確認され、この男を連邦警察に引き渡した。
裁判では、この男が5.5キロのヘロイン(市場価格は少なくとも125万ドル)を密輸しようとした罪に問われることになる。 もし有罪となると、最高25年間の懲役か55万ドルの罰金、もしくは両方科せられることになる。 (Source:
Australian Customs Service, 21/11/09 "Heroin worth more than $1.25
million concealed in tiles")
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12月09日2009年 |
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新しい冷凍施設の完成で食品産業に貢献 − タスマニア州 |
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650万ドルをかけて新しく建設されたタスマニア州の冷凍貨物施設が、今週デービット・バートレット州首相を招いてオープニング・セレモニーが行なわれた。
ドア・トゥ・ドアの貨物フォワーダーの Fresh Freight Tasmania社が開発し所有しているこの施設には、冷蔵貨物、冷凍貨物、一般貨物の2,000枚のパレットが収容できる。 この施設への投資は、今後の食品業界や経済成長のために、タスマニア州の食品ビジネスを促進する一環として行なわれた。 バートレット州首相は、「Fresh
Freight 社の冷凍施設が大きくなり、タスマニアの食品業界や経済全体に貢献することになる」と話した。 (Source:
LLDCN, 25/11/09 "New freight facility to help Tasmanian food industry"www.lloydslistdcn.com.au) |
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12月09日2009年 |
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10月のコンテナー取扱量が過去最高 − シドニー港 |
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シドニーの港全体の10月のコンテナー取扱量が過去最高の17万6,900個(TEU)となり、前年同月比で5.8%増加した。 増加したコンテナーの62%は中国との取引であった
。 この増加は主に輸入が増えたことによるもので、オーストラリア・ドル高が海外の商品を購入する原動力となった。
今年度(7月から)に入ってから10月までのコンテナー取扱量の累計は63万6,000個(TEU)で、これは前年同期より3.3%減少している。 しかし、忘れてはならないのは、前年度のコンテナー取扱量は過去最高であったということである。 今年度に入ってから10月までの輸入フル・コンテナー取扱量は32万4,500個(TEU)で、前年同期と比べて2.6%少なくなっている。 これはオセアニアから24.5%, ヨーロッパから12.7%, 東南アジアから5.2%減少したことによるもので、一方、東アジアからは4.8%, 北アメリカからは9.1%増加している。 .
今年度に入ってから10月までのボタニー港の輸出フル・コンテナー取扱量は、前年同期比で1.2%増えて14万8,600個(TEU)で、穀物輸出が引き続き好調で、前年同期より85.9%増加した。 (Source:
T&L News 01/12/09 "Another container record")
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12月09日2009年 |
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燃料流出事故の際の船会社の賠償額の引き上げを要求−豪連邦政府 |
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今年3月にクイーンズランド州で発生した船からの燃料流出事故で、政府が多額の清掃費用の一部の負担に追い込まれたことで、オーストラリアは事故の際により多くの清掃費用を船会社に求める世界的なキャンペーンを先導している。
連邦政府のアンソニー・アルバニーズ運輸相は、来年初めに開催される国際海事機関(IMO
: International Maritime Organization)の法律委員会(Legal Committee)の会合にこの問題を提議し、2年以内に国際的な変更を期待している。 同相は燃料流出事故を起した船会社に最大の賠償責任を求めている。 これにより海運業界にとっては負担する保険料は高くなるが、被害を受けたローカル政府の負担は軽減される。
海事債権についての責任の制限に関する条約(LLMC : Convention on Limitation
of Liability for Maritime Claims 1996)では、船の大きさによって賠償責任額の上限が決められている。 例えば、3万5,000トンの一般的なコンテナー船の場合、最高約2,400万ドルまでの賠償額となる。 政府は、船社に対していくらまで最高責任限度を引き上げるかについては公表していない。 しかし、アルバニーズ運輸相は、「事故を起し、燃料を流出させた船会社が損害を支払うことが重要である」と話した。
今年の3月、”パシフィック・アドベンチャラー"号が31個のコンテナーを海中に落とし、27万リットルの燃料がモートン島の沖に流出した際、清掃作業の費用として州政府などは3,000万ドル以上支出した。 最近の報告書では、船主のスワイヤ・シッピング社が、2,500万ドル以上支払ったとしている。 (Source:
SMH, 04/12/09 "Shippers may soon pay more")
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12月09日2009年 |
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9月も豪州の国際航空貨物量が減少も、輸入貨物の落ち込み幅は改善 |
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連邦政府インフラ・運輸・地方経済局(BITRE)の最新の航空統計によると、オーストラリアへ定期運行する国際航空会社の2009年9月の貨物量が、前年同月と比べて
3.9%減って5万9,712トンとなったことが分かった。 輸入貨物は7.6%減少し、輸出貨物は逆に1.8%増加した。
輸入貨物については、2008年12月から2009年5月までは前年同月比で20%以上減少している。 しかし、2009年6月は前年同月と比べての落ち込み幅が16.7%となり、7月以降の落ち込み幅が8%を下回っている。
(Source: Aircargo Asia Pacific, 30/11/09 "Aust’s September international
freight falls ")
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12月02日2009年 |
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鉛の含有量が多い有害な輸入玩具を押収 − 豪税関 |
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メルボルンで危険なレベルの鉛が含くまれている子供向けの玩具の輸入が阻止され、押収された。
クリスマス商戦を前にして、豪税関とオーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)が、輸入玩具の貨物をターゲットにして検査を行なった。 165個のサンプルを抜き取り検査された。 その結果、数千個の玩具が押収された。 偽造のベン10(米国のアニメ)の人形、軽機関銃、ボクシングのグローブ、乗って遊ぶオートバイからは、異常に高い数値の鉛が検出された。
オーストラリアの法律では、90mg/kg以上の鉛が含まれている玩具は、輸入や販売が禁止されている。 これらの鉛は子供が飲み込んだり、皮膚を通して体に入ったりして病気になったり、発育不良の原因となる。
税関のニール・マン氏は、「合計4,918個の玩具が押収され、廃棄されることになる。 税関はACCCと協力して、オーストラリア社会を守っていく」と語った。 ACCCのピーター・ケル会長代理は、「480箱の偽造のベン10人形が押収された。 ひとつの箱には数個の人形が入っており、それらの鉛の含有量は法律で定められた基準の2倍であった。 この輸入業者は初めてこのベン10人形を輸入し、週末のマーケットやディスカウント・ショップに販売する予定であった。 鉛の含有量が基準どおりで安全なベン10人形は、大手デパートで販売されている」と話した。 (Source;
Australian Customs, 27/11/09 "Dangerous children’s toys stopped at
border ")
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12月02日2009年 |
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ブルーム港が豪州第3位の生体牛の積出港に − 西オーストラリア州 |
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今年記録的な9万7,170頭の生体牛を輸出し、西オーストラリア州のKimberleyのブルーム港(Broome
Port)がオーストラリアで第3位の生体牛の積み出し港となった。
今年は46隻の生体牛輸送船が同港を出港し、そのほとんどがインドネシアに向かった。 同港湾公社のビック・ジャスティスCEOは、「ブルーム港から記録的な生体牛が輸出されたのには、いくつかの要因がある。 この地区の牛の品質が輸出に向いていたこと、輸出市場が開放されていたこと、KimberleyやBroomeからの牛の輸出に関して一生懸命マーケティングを行なってきたことなどである」と話した。 (Source:
ABC, 24/11/09 "Boom for Broome in live cattle exports")
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12月02日2009年 |
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ボタニー港の新貨物ターミナルの落札企業名の発表が再度延期 |
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シドニーのボタニー港の新しい貨物ターミナルで第3番目の貨物荷役業者を決める入札で、最終候補に残った企業は、来年初めまで落札の結果を待つことになった。
ニューサウスウェールズ州政府は再度、落札企業名の公表を延期した。 この延期により、新コンテナー・ターミナルT3の営業開始は2013年半ばとなり、当初の予定より約1年遅れることになった。 ニューサウスウェールズ州政府は当初、8月に落札企業名を公表する予定であった、しかし、期限までに最終候補企業の評価をすることが出来なかったとして、3ヶ月間延期して公表日を11月24日にするとしていた。
今回の公表の再延期は、オーストラリアでの港湾荷役業務をパトリック社(親会社アシアノ社)とともに独占しているDPワールド社が、親会社のドバイの国営企業であるドバイ・ワールド社の債務返済猶予問題のために、オーストラリアの港湾荷役施設を売却するのでないかとの噂が原因ではないかとされている。 入札の最終候補企業には、香港のHutchison
Ports社、オーストラリアのAustralian International Container Terminals社、デンマークのAP
Moller-Maersk社、シンガポールのPSA社が含まれている。 DPワールド社も昨年の11月に発表された最終候補企業に入っているが、今回のドバイ債務問題の発覚以前でも、現在貨物ターミナルを運営している企業に、新規の貨物ターミナルの運営企業として州政府が決定すことは可能性が少ないとされている。
落札企業として、世界最大の港湾荷役業者であるHutchison Ports社が最も可能性があるが、もしDPワールド社が港湾施設を売却するのであれば状況が大きく変わってくる。 Hutchison
Ports社やPSA社が更地の新規コンテナー・ターミナルT3を獲得するより、既存のDPワールド社の港湾施設を買収する方が得策であると考えかねないからである。 (Source:
SMH/AGE, 30/11/09 "Port Botany bidders on hold... again")
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12月02日2009年 |
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食品を搭載するコンテナーの使用にサーチャージを導入−船会社MSC |
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地中海の船会社のオーストラリア法人は昨日、即時にコンテナー(teu)当たりUS$100のFood Quality Surcharge(食品品質サーチャージ)を導入すると発表した。
船会社MSCの豪州/NZ地区のケビン・クラーク社長は、「穀物の輸出業者から高い需要があるが、輸入貨物の減少で、20フィートのコンテナーが不足している。食品を搭載できるようにコンテナーを改修したり、修理するには多大な費用がかかる」と話した。(Source:
LLDCN, 27/11/09 "MSC introduces US$100 food-quality surcharge"www.lloydslistdcn.com.au) |
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12月02日2009年 |
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メルボルン港の水路浚渫工事が完了 − ビクトリア州 |
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ビクトリア州政府は、ビクトリア州で過去最大の海洋インフラ・プロジェクトのポート・フィリップス湾の浚渫工事が予定より早く終了し、費用も当初予算より2億ドル以上下回ったと発表した。 これによって、メルボルン港への水路を10m深くする工事が完了した。
同州政府のティム・パラス道路・港湾相は、「今回の水路浚渫プロジェクトは画期的なことで、ビクトリア州のすべての人々に将来の繁栄をもたらすことになる。 このプロジェクトは予定より早く完了し、費用が当初予算より2億ドル以上下回ったことは、ビクトリア州がこのような大規模のインフラ・プロジェクトに関して、オーストラリアでリーダー的な存在であることを証明している。 我々はポート・フィリップス湾に対するビクトリア州の人々の思いやりを忘れることなく、オーストラリアの過去の浚渫工事の中では、環境に対する最善の注意を払ってきた。 その結果、湾は健全な状態で、水質も良く、公衆の快適性に大きく影響することはなかった」と話した。
今回の水路浚渫工事によって、2,300万立方メートルの砂や粘土が水路から取り除かれ、ポート・フィリップス湾を航行できる船の喫水の最高がが11.6mから14mに増えることになった。
メルボルン港湾公社のスティーブン・ブラッドフォードCEOは、「今年の7-9月期の統計を見ると、明らかに水路の浚渫の必要性が分かる。 メルボルン港を利用したコンテナー船の約54%が、水路の水深が浅いために貨物を満載することが出来なかった。 喫水14mのコンテナー船によるメルボルン港の利用が今夜から可能となり、今までの深刻な港の制限が撤廃される。 メルボルン港は、依然オーストラリアで最大のコンテナー港としての地位を確保し、ビジネスや経済の成長の原動力となる」と話した。 (Source:
T&L News, 26/11/09 "Melbourne welcomes big(ger) ships")
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12月02日2009年 |
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豪国防省との10億ドルの契約を獲得 − トール・ホールディングス |
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